下水道の役割は、我々の生活環境から発生する汚水を処理場で浄化しきれいな姿で海や河川に帰すことです。人々の衛生的で快適な生活環境を支え、河川や海等の水環境を水質汚染から守っています。
日本の下水道は、高度経済成長以降、短期間で急速に整備が進められてきましたが、今後は急速に施設の老朽化が進行するため、老朽化施設の改築更新需要が増加していくと考えられます。
また、近年の異常降雨による都市の排水機能の向上が求められています。都市排水路整備、雨水貯留池といった雨水対策事業にも力を入れ、暮らしやすさ、住みやすさといった生活環境の向上に積極的に取り組んで行きます。
下水道管渠設計
下水道認可計画に基づき下水道管渠の設計を行ないます。開削工法から各種推進工法の検討、マンホールポンプの設計、管路耐震化対策まで幅広く地域の状況に応じた実施設計を行ないます。
下水道調査
都市排水路における水量、水質調査、管路調査から各家庭の公共桝の調査まで下水道に関する測量 調査をお引き受けいたします。
また、水質改善に伴う施設の提案、環境美化に関する提案、自然環境の保全に関する各種提案も行なっていきます。
排水路設計
各種排水路の設計計画を行ないます。近年における農地の宅地化による遊水池不足により都市部における排水路の能力不足が問題になっております。浸水対策、環境対策を含め、都市内における生活環境の向上に向けた取り組みをご提案します。
施工監理
設計者の意図を図面から十分に把握し、現場での的確な指導を行ないます。予期し得ない埋設物への対応、施工順序による仕切弁操作、断水による周辺区域への影響確認等現場におけるリスク管理を徹底的に行い、安全施工に努めます。